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中学受験を経験して大人になってから思うこと

私は中学受験を経験しました。
そして今、大人になって思うことを書きます。
当時、小学生から夜遅くまで塾に行き遊ばないなんて可哀想と周りの友人から言われたのを覚えています。
しかし、実際には塾は私にとって放課後の課外活動のようなものでした。
休み時間には子供らしくイタズラしたり、楽しい話をしながら弁当を食べたり、面白いエピソードがたくさんあります。
塾は周囲が思うほど方苦しい場所ではありませんでした。
今思い出すと驚くのですが、小学生でも互いに励ましあいながら切磋琢磨していました。
何より、そこで得た友達は一生の友になりました。
受け身ではなく、自ら考えて能動的に行動するということが身に付きました。
合格後に待っていたのは、予想どおりの楽しい学園生活でした。
学習面での指導はもちろん大変満足いくものでした。
六年間なので友達は何でも相談できる貴重な存在になりました。
中学受験や中高時代をとおして身についたことで大人になってから最も役立ったのは、苦しみを乗り越える力を得たこと。
非常事態でも落ち着いて行動できることや忍耐力、ねばり強さは社会人にとって大切です。
中学受験を決めた頃、私には夢がありました。
そして私はその夢を叶えることができました。
子供の頃は、口に出して夢を語っていても、叶えられるかは分からないと思っていました。
ですから、今、中学受験を目指しているお子さんがいたら、夢は叶うよと言ってあげたいです。

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